診療内容
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診療内容

外耳炎・急性中耳炎(耳の痛み・耳だれなど)

内服のほかに、生理食塩水による耳の洗浄、点耳薬(さし薬)による耳浴、中耳炎で痛みが強い場合、熱が下がらない場合は、さらに鼓膜に穴をあけて膿を出したりして治療します。また、自分で鼻をかめない乳幼児の場合は、鼻水がたまっていると耳への細菌の感染源になり、治りが悪くなる場合があるので、同時に鼻の治療も必要です。

滲出性中耳炎・耳管狭窄症(耳のこもった感じ・聴力低下・痛みなど)

鼻閉(はなづまり)が長引いていたり、急性中耳炎が落ち着いた後に、耳管(耳と鼻の奥をつないでいる管)がつまってしまい、鼓膜の奥に水が溜まった状態になっているので、鼻から耳にエアーを通して(通気処置)耳管のつまりを解消する治療を行います。頻回に通気処置を行っても治らない際は、鼓膜に穴をあけて溜まっている液を出す場合もあります。

アレルギー性鼻炎・花粉症(くしゃみ・鼻みず・鼻づまり)

内服薬・点鼻薬(スプレー)・蒸気のお薬を吸入する治療(ネブライザー)での治療が基本ですが、専門クリニックとして多様な薬剤をそろえ、患者さまと相談して個々の患者さまに合ったお薬を処方します。投薬治療でも症状(とくに鼻づまり)が軽快しない場合は、日帰りのレーザー治療(レーザー治療リンク)をお勧めすることもあります。また、ご希望があれば血液検査でアレルギーの原因検索もできます。通常の採血のほか、採血が困難な乳幼児のアレルギー性鼻炎の検査としては、指先からほんの数滴の血液をとるだけで、特定の原因物質に対する反応がわかる検査も実施しております。(新しい治療法として話題になっている、舌下免疫療法もおこなっておりますので、ご相談ください)

副鼻腔炎(鼻みず・鼻づまり・長引く咳・タン・顔面痛)

放射線被ばくが避けられないレントゲン写真ではなく、内視鏡で鼻内の状態を確認し、内服のほかに膿を吸引除去したり、生理食塩水で洗浄したり、蒸気のお薬を吸入する治療(ネブライザー)を行います。以前はちくのう症と呼ばれ、治るまでに長い期間がかかりましたが、薬剤の進歩により短期間で症状を緩和することができるようになりました。(それでも2週間~1か月程度はかかりますが)副鼻腔炎による後鼻漏(鼻水がノドに降りる症状)が、(内科で長期間治療されているのに)治らない咳やタンの原因になっていることがよくあります。

咽頭炎・扁桃炎・喉頭炎(ノドの痛み・咳・タン・声のかすれ)

内服のほかに膿を吸引除去したり、生理食塩水で洗浄したり、蒸気のお薬を吸入する治療(ネブライザー)を行います。症状が強いときは点滴治療も行います。また、内視鏡検査は、声帯(ノドボトケにある、声を出す粘膜のヒダ:のどぶえ)の状態を直接確認できるので、声の調子がわるい時にもきわめて有用です。

めまい・難聴

めまい・難聴をきたした場合は、鼓膜のさらに奥の内耳が障害をおこしていることが多いので、聴力検査やふらつきの検査で原因を調べ、内服や点滴治療で治療します。症状が長引く場合は、連携病院での頭部MRI検査を行うこともあります。

補聴器・耳鳴外来

加齢その他で難聴がひどくなり、日常生活に不自由を生じている場合、疾病が原因である場合はその治療を行いますが、そうでない場合は、日常会話がしっかり聴き取れるように補聴器を装用するのがベターです。当院では、補聴器メーカーの専門相談員が定期的に来院し、無料貸し出しをふくめた補聴器調製を行っております。(聴覚に関する障がい者認定も行っております。聴覚障がい者に該当する高度難聴の方には補聴器購入に対する行政からの補助もありますのでご相談ください)補聴器相談は予約制となっておりますので、ご希望の方はまず通常の外来を受診して、診察・検査をお受けください。
また、耳鳴に対するTRT療法も行っており、ガンコな耳鳴で日常生活や睡眠に支障をきたしている方は一度ご相談ください。

いびき・睡眠時無呼吸症候群

大きないびきや睡眠中の呼吸停止は、熟睡できずに日中の眠気をきたしたり、心血管系の合併症を発症したりして、日常生活のみならず生命のリスクとなる場合があります。ご自宅で睡眠中に装着する簡易型の検査器械がありますので、症状がある方はご相談ください。

ヘルストロン治療

ヘルストロンとは、整形外科等のリハビリテーションで繁用されている電位治療器です。3万ボルトという高電圧の電界の中に身を置く(イスに座るだけですが)ことにより、全身の血の巡りがよくなり、頭痛・肩こり・不眠・便秘に効能があります。耳鼻咽喉科で治療に使用している医院は多くはないですが、当院では先代院長のころから肩こりや不眠によるめまい・耳鳴・頭痛などの治療に使用しており、毎日のように通院される方もたくさんおられます。ヘルストロン治療を希望される方は、通常の診察を受診していただき、ご相談ください。

インフルエンザ予防接種

インターネットで予約を承ります。当院の診療予約サイト(リンク)にて日時を指定して予約ができます。(診察券をお持ちの方のみ)例年9月ごろから予約受付を開始し、10月~年内に接種いたしております。

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